作ってきたVRCワールドまとめとこれからやりたいことなど

昨日TEGEさんのワールド見に行き、ちゃんと「自分のワールド」みたいなのをいつか作りたいなと思った。

その前に、いままで軽率に作ってきたワールドを一覧にしておこうと思う。

いわゆる、見て!って気持ちです。あと、何を考えていたのか残しときたいなと。

だいたいVR建築コンテスト(後記:審査員賞(番匠カンナ賞)に選んでいただきました!)に参加するまでのunityとシェーダの勉強具合がわかる。

 

とりあえずワールドを作ってみようと思ったけど、オブジェクトを並べるくらいしかできなかったので、思い付きで多柱室を作ってみた。柱が必要ないVRの空間だからこそ、柱だけのワールドを作ってみたいなと考えていたのだと思う。どこにも立たず何も支えない柱というのをテーマにしてたみたい。

たぶんカルナック神殿だったと思うんだけど、はじめて多柱室について読んだとき、神室へと至る過程をデザインする思想にずいぶん惹かれた気がする。アトリウムから多柱室へと、明暗を強調する変化が、徐々にスケールを落としつつ繰り返され神室へと至る。生死を直接体感するかのような空間を想像して楽しんでいた。この点、このワールドでは出来なかったことのほうが多くて、いつかやってみたい(ジュゼッペ・テラーニのダンテウムとか?)

 

VR空間でけん玉を練習すれば、現実でもけん玉が使えるようになるらしい。なら、ダンスレッスンならどうなのだろうと思い作ってみたもの。SDKコンポーネントを使うことを覚え始めた。それに、自分の狭い部屋でダンスなんてできるわけないと思っていたけれど、案外物理的には何とかなるなという気付きもあった。(まぁ前に壁が迫ってる状況では踊ろうなんて思わないというだけ)

 

 

これがJKZombieのはじまり。シェーダを触り始めたときのもの。なんとなくハロウィンの空気を感じるなかで、VRなのに血とか内臓でコスプレするのもなぁと思いながら作った気がします。

情報の読み取りを全く拒否されているのに目が離せない、みたなイメージを女子高生に重ねたら面白いかなみたいな安直な考えだった気がする。とどのつまり、目を離せないのに観測者には絶対に理解できないもの(観測者を拒否するもの)に惹かれがちなんだと思う。*1

 

 

実はここで催眠音声を流してみたら、思ったよりR18だったので反省したという事案です。

 

 

たぶん、このちょっと後ぐらいにVR建築コンテストの開催を知って、いろいろ勉強し始めたんだと思う。結局、できたことは少なかったけど、やりたいことに向かってできることを増やす過程と、できることを列挙してやりたいことを見つける過程の組み合わせを、うまい配分で進められた気がする。現段階でやれることはやったかな。できれば、変化の過程のひとつひとつにもっと拘りたかったし、VRにおける「かたち」というテーマについても深く考えたかった(ちょうど今日『時のかたち』を読んだ)。

俺の作ったワールドではないんだけど、VR建築コンテストの運営の方が作ってくださった作品展示ワールドがめちゃめちゃいいので、ぜひ見に行ってください。ここに並べてもらえただけで、参加した意味があったなと思いました。

 

 

 おまけ1

Rick and Mortyが好きで作ったファンワールドみたいなもの?この話は、おじいちゃんRickが、自分の体を水槽に入れたまま、脳を高校生の体TinyRickに移したら、死の恐怖が湧いてきてもとに戻らなくなったという話で、TinyRickのなかのおじいちゃんRick部分が助けを求めて「Let me out! Let me out! This is not a dance!」と叫ぶというシーンが上の動画です。めっちゃVRCじゃん…って思いながら踊ってた(楽しかった。)

I'm dying in a vat in the garage...

 

おまけ2

建築コンテストでやったことをアバターに適応してようとしてます。unityでいろんなアニメーション作ってみたい。

 

 

【追記分:2/27】

・1月はVケットブース作成をした(VRoid学園)

VR建築コンテストでの入賞を知って、ふぁんとむさんが声をかけてくれた。6人での合同出展のブース作成を担当した。

 

 

・ブース作成でblenderを触ったので、バレンタインにはアナルを模したチョコレートを

 

・VRoidでつくったものなども

*1:百合